【パリから日帰り旅行】初夏がベストシーズンのジヴェルニーでモネの家と庭園を満喫

パリ

パリからTERで1時間の町:ジヴェルニー(Giverny)

ジヴェルニーはパリから北西に電車(TER)で1時間のノルマンディ地方にある小さな町です。画家クロード・モネの「睡蓮」の誕生した地としても知られており、そのモデルとなった風景を見ることができます。

モネが晩年を過ごした自宅の庭園である通称「モネの庭」では初夏になると色とりどりの花が咲き乱れ世界中からたくさんの観光客が訪れます。

私たちも1か月ほど前の旅行でジヴェルニーを訪問しましたが電車の遅れと3連休の人込みで3時間も入場の列に並ぶもタイムリミットで1度入場を断念しており、この度再訪となりました。

パリからのアクセス

公共交通機関をご利用の場合は、ジヴェルニーへはパリ・サンラザール駅からのアクセスとなります。フランス国鉄SNCFの公式サイトもしくはSNCFのブティックでチケットを購入することができます。

TERのチケットは時刻を選んでの購入となりますが、同日内であれば指定時間以外の電車へも予約内容変更なし(そのチケットのまま)で乗車可能です。

鉄道の駅名としてはVernon-Givernyとなっており、ヴェルノン(Vernon)に到着後ジヴェルニー直通バスで約10分でジヴェルニーの町へ到着できます。

パリから到着する電車の時刻に合わせて、ヴェルノンの駅前では連絡バスとこの電車バスが待機していてどちらでもジヴェルニーまでアクセス可能です。

こちら↑は子供から大人まで一律料金:1人往復10ユーロ、連絡バスも往復1人10ユーロですがこちらは子供は無料となり、どちらも片道から購入可能です。連絡バスへはこの写真の右奥にあるバス停から乗車できます。電車到着時に運転手が旗を振って案内しているのですぐにわかると思います。

現在(2024年6月時点)のバスの時刻表は上記となっています。公式サイト上でも時刻は確認できますが、2023 verとなっていて現地表示の時刻とずれていますのでご注意ください。

しかしバスはパリからの電車に合わせての出発なので、電車が遅れて到着した場合でも現地で待機していますのでそこはご安心を。

自家用車で行かれる際には大きな無料駐車場が近くにあるのでそちらが利用できると思います。

モネの家・庭園へ入場

モネの家・庭園へのチケットは現地窓口及び公式サイトで購入可能です。現地窓口で購入する場合は待ち時間が発生する可能性があります。

公式サイトで事前購入した場合は列に並ばずチケット購入窓口とは違う入場口があり、そちらは並ばずに入場可能です。チケット購入窓口の手前を右に下る道の途中に別の入り口があります。

前回訪問時は3連休₊昼の12時ころ現地到着ということもありものすごい列でしたが、6月末に再訪した際には普通の週末だったからなのかチケット購入窓口も昼12時ころでも15人ほどの短い列でした。

モネの家・庭園にて

この時期の「水の庭」では睡蓮が見られます。池の周りにもたくさんの花々、「花の庭」と呼ばれる家周辺にも本当にたくさんの花が咲いていてとてもきれいです。

自宅の中へも入場可能で入り口を入ると数多くのモネの作品が出迎えてくれます。

モネが生活していたであろう寝室やジャポニズムの影響を大きく受けたと言われるモネの浮世絵のコレクションなどが家の中には飾られていて、黄色で統一された部屋や青色のキッチンなど見所いっぱいです。

その他諸情報

食事も近くにレストランが何件もあるので困りません。もし長時間並ぶことになった場合でもサンドイッチなどがテイクアウトできる店もあるので並びながら昼食をとることが可能です。

また、トイレに行きたい場合も近くにあるジヴェルニー印象派美術館の地下のトイレが入場の必要なく利用できます。

パリ以外からヴェルノンへ電車で到着する場合連絡バスがありません。その場合は駅左側にタクシー乗り場があり、電話番号があるので運転手へ直接連絡し迎えに来てもらうことができます。ウーバーを利用している人たちも見られました。

まとめ

初夏のジヴェルニーはたくさんの観光客でにぎわいます。特に3連休となるとものすごい人込みでした。もし訪問できる日にちが選べるのであれば3連休を割け訪問されることをお勧めします。もし混雑が予想される日程しかない場合には朝なるべく早く向かわれることをお勧めします。

モネは日本でもとても人気のある画家でその代表作である睡蓮のモデルとなった風景を実際に見ることができるのは貴重な体験になると思います。それもパリから約1時間で行けるのですからぜひ旅行プランに加えてみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました