パリの交通系ICカード”navigo（ナビゴ）”
パリの地下鉄・バス・トラムなど公共交通機関を利用する際に便利なのがnavigo（ナビゴ）と呼ばれる交通系ICカードです。これに切符をチャージすれば紙のチケットでは受けられない割引が受けられるようになります。
navigoには複数種類があり、地下鉄各駅にある窓口で即時発行してもらえるnavigo easy（ナビゴ・イージー）が便利ですが、下記メリット・デメリットがあります。
メリット
- 割引チケットを購入できる
- タッチ式で簡単乗車（チケットがバラバラしない）
デメリット
- 窓口でカード購入が必要（駅員さんとの英語・仏語での会話要＋２ユーロのデポジット）
- ほかの人とシェアできない
- 10枚単位での購入必須
- 残りのチケット数がわからない
navigoカードのチャージ方法
ここからはカードのチャージ方法を写真で順を追って説明していきます。各操作画面ごとの写真に説明を加えていますので順を追って操作していただければ失敗なくチャージできます。
画像で紹介した手順を追っていけば簡単にチャージ可能です。また、窓口でナビゴ・イージーのカード購入時に10・20・30枚のチケットをあらかじめチャージしておけるため、おおよその使用枚数が予測しておけばチャージの必要はないかもしれません。
また、1日券を購入の場合は購入後最初のカード使用で1日券が適用になります。つまり、1回券と1日券の両方がカードに入っている場合、1日券が優先して使用されてしまう（どちらを使うかを選べない）ので1日券は使う直前に買う必要があります。
窓口でのカード購入方法
窓口で駅員さんへ、「ナビゴ・イージーカードをお願いします。」と注文します。何枚チケットが必要か聞かれるので10・20・30枚のどれかを伝え、支払いをし完了です。
【英語vers.】
Hello, Navigo Easy card please. I would like to take 10/20/30 tickets. Thank you.
ハロー、ナビゴ・イージーカード プリーズ。アイ ウッド ライク トゥ テイク テン/トゥエンティ/サーティ チケッツ。サンキュー。
【仏語Vers.】
Bonjour, une carte de Navigo Easy s’il vous plaît. J’aimerais 10/20/30 tickets. Mweci.
ボンジュール、ユン カルト ドゥ ナビゴ・イージー シルブプレ。ジェイムレ ディス/ヴァン/トラント チケ。メルシー
こちらが最低限伝える情報だと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
パリの地下鉄など公共交通機関はパリ市内であればどこまで行っても同じ値段というシステムになっています。ですので、現金をチャージする日本とは異なり、使用するチケットの枚数をチャージする流れとなります。
交通系ICカードはこちらで生活をしている人にとってはとても便利な反面、観光で数日のみの滞在の場合いくつかのデメリットもでてきますので、ご自身の旅行スタイルに合わせて購入を検討してください。
紙のチケットを購入されたい方はこちらで購入方法をまとめていますのでご覧ください。
それではBon Voyage！
