【子連れ2泊3日でリヨン旅行】我が家の過ごし方のご紹介

パリ

パリオリンピックも終わり一息ついた週末にフランス第3の都市リヨンへ2泊3日の旅行へ出かけました。

実は、リヨンは夫婦で以前2年間過ごした都市で久しぶりの訪問となりました。リヨンの紹介記事はたくさんありますが、今回は”子連れ”で行く我が家のリヨンの楽しみ方をご紹介します。

パリ出発からリヨン到着まで

我が家は父母+8歳の双子2名の4人家族、パリからリヨンへTGVで向います。TGVは今回が初めての子供達、パリから約2時間の旅路では窓から見える景色や動物たちに興味を示しつつももっぱらトランプに勤しみます。

今回はリヨン・パールデュー駅近くのホテルに宿泊です。

リヨンにはパールデュー駅とペラーシュ駅がありますが、長距離電車はどちらの駅にも必ず停車します。パールデュー駅とペラーシュ駅のどちらかまでのチケットがあればどちらで下車しても構いません(値段も同じ)。

パールデュー駅はショッピングモールなどがある新しい地区に、ペラーシュ駅は町の中心のややはずれに位置していてどちらの駅も駅周辺はあまりエレガントな印象は受けませんが、どちらもメトロやトラムの駅がありどこへでもすぐにアクセスできる立地です。

リヨン1日目

到着後早速昼食のためレアール市場へ向かいます。いろいろなお店が立ち並ぶ市場内を探索後、適当なお店でランチにします。時期によってはカキなどの海鮮も鮮度のいいものが食べられます。

昼食後はレアール市場やカルティエ・コンフリュエンス地区でモダン建築や買い物を楽しみ、お土産を見たり翌朝の朝食を買ったりと、のんびり散歩をしながら過ごします。夜は子供のリクエストでアジア料理でした。

お土産はリヨンといえばのこのプラリネです。プラリネとはアーモンドに砂糖をまぶしてキャラメリゼしたもので、リヨンはこの赤いものが名物です。このプラリネはブリオッシュやタルトなどさまざまなお菓子に使われていてちょっとしたおやつやお土産にぴったりです。

お店としてはPâtisserie Chocolaterie SèvePâtissier chocolatier Bouilletなどがおすすめです。

それ以外にもリヨン発祥のベルナションの高級チョコレートやヴォワザンのCoussinなどもお土産にぴったりです。

リヨン2日目

2日目は朝からテット・ドール公園へ向かいます。リヨン最大の公園で園内に動物園や植物園があり、湖でボートに乗ったり遊具で遊んだりと様々な楽しみ方ができます。

なんと動物園や植物園は無料で入場でき多種多様な生物を見ることができます。

次は足漕ぎボートに乗船です。スワンボートのようにペダルで漕ぐタイプで30分20ユーロ~です。電動の船もあり、こちらは30分35ユーロ~です。

このほかにも、家族用自転車もあります。小さい子供であれば前の部分に2名座れますが、8歳の子供には狭すぎたため我が家はパスしましたが、こちらも30分20ユーロ~です。

遊具も充実していて何か所も園内にスペースがあります。

昼食は園から徒歩圏にあるレストラン”L’EST”へ。このレストランは有名なミシュラン三ツ星レストランのポールボキューズ監修のブラッスリー(庶民レストラン)です。リヨン市内に東西南北の”L’EST” “L’OUEST” “LE SUD” “LE NORD“と4つのブラッスリーがあります。

オンライン予約もできますが直前は電話のみとなり、電話では代表番号につながるので東西南北のどのレストランの予約かを告げてから予約をしましょう。

昼食後はまたテット・ドール公園へ戻りギニョル鑑賞です。ギニョルとはフランス伝統の人形劇で園内にある劇場で上演されます。こちらは入場料があり大人6ユーロ、子供5ユーロです。

公演内容や開園時間についてはこちら公式サイトをご確認ください。

夕食は軽くサンドイッチをパン屋で購入し公園でピクニック、一日しっかりと楽しめる公園です。

リヨン3日目

最終3日目は王道の観光コースということで、ヴューリヨンからフルヴィエールの丘へ散策です。

まずは丘の上から町を見下ろすフルヴィエールのノートルダム大聖堂へ向かいます。夏の時期は人が多く5分ほどのケーブルカーからの車窓の旅は楽しめませんが、丘の上の展望スペースからは世界遺産に登録されているリヨンの街を一望できます。

大聖堂を見学して近くにあるローマ劇場へ向かいます。紀元前40年ころに建設された施設に子供は見向きもしませんが、ステージから飛び降り階段を駆け上がるなど古代遺跡で一汗かいていました。

再びケーブルカーでヴューリヨンに下り、リヨンの古い街並みを見学し昼食は知人紹介のDaniel &Deniseへ。こちらではリヨン料理を堪能します。

これはリヨンソーセージですが付け合わせのマカロニグラタンとフライドポテトがなんともボリューム満点。そのほかリヨン名物クネルなどが味わえます。

昼食後は町の中心にあるベルクール広場の隅にひっそりとたたずむサンテグジュペリと星の王子様の像とご対面です。リヨンはサンテグジュペリ生誕の地で空港もサンテグジュペリの名前がついています。

ここで我が家のリヨン2泊3日の旅は終了となります。

その他補足

リヨンの移動にはTCLの家族切符を利用しました。両親+子供3人までが一緒に行動する際に利用できるチケットで1日なんと6.9ユーロとお得です。このチケットでバス・トラム・地下鉄が乗り放題となります。翌日にはその発券済みカードに再度家族チケットをチャージすると6.7ユーロで1日券が購入できます。

また、ヴューリヨン散策中に大行列のできるアイス屋さん:Terre Adéliceを発見。アイス屋さんがたくさんある中ここの行列は別格でした。ぜひ機会があれば一度お試しください。

まとめ

パリから2泊3日のリヨン旅行でしたが、やはり子供がいると一味違った観光となります。親として子供も満足する旅行を考えなければならず、行きたいところにも行けずといろいろと制約は出てくるものの子供との貴重な思い出がまた1つ増えました。

リヨンでの子供の満足度向上にはテットドール公園が断然おすすめです。いろいろなアクティビティを楽しみながらピクニックまでできて言うことなし、あとはおいしいものを食べて、暑い夏はアイスでひんやり涼めば子供も大満足間違いなしです。

次の旅の参考に、我が家のリヨン旅をまとめてみました。ぜひ家族旅行でリヨンまで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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