パリでイースターのエッグハントに参加、その内容はいかに⁉

パリ

イースターのイベントで子供たちに大人気のエッグハント

イースターのイベントといえばフランスではエッグハントが大人気です。エッグハントとは隠された卵型のチョコレートを探しだす遊びで家庭でも家の中や庭などで卵探しをして楽しみます。

そのほか、美術館や公園などでも無料のものから有料・事前予約が必要なものまで様々なイベントが開催されます。今回はパリ15区にあるアンドレ・シトロエン公園と16区にあるジャルダン・ダクリマタシオンで開催されたエッグハントイベントに参加してきたのでその内容をご紹介します。

イースターとは

イースターとはキリスト教の復活祭を意味する日で、3月21日の春分の日以降の満月後の最初の日曜日とされています。フランス語ではイースターをラ・パック(la pâque)、エッグハントをシャス・オ・ズー(Chasse Aux Oeuf)と呼びます。

イースターではウサギと卵がモチーフとされていて、多産や生命の始まりという意味があります。またフランスでは家族の集まる日でもあり、久しぶりに会う家族と食事などを楽しみます。ちなみに翌月曜日は祝日となります。

アンドレ・シトロエン公園のエッグハント

アンドレ・シトロエン公園はパリ15区にある広い敷地に水路や緑の芝生がきれいな公園です。敷地内ではヘリウム気球を楽しむこともできます。

こちらの公園で毎年開催されているのがイースターのエッグハントイベントです。事前にオンラインでチケットを購入し(1人6ユーロ)、「僕が/私が一番卵を見つけるぞ」と意気込む子供たちと会場へ向かいました。

しかしながらここでのイベントは想像していた卵探しではなく、用意されたイベント(クイズ・サッカー・アスレチック)をクリアするとそれぞれ卵をもらえ、3つの卵を集めると景品のお菓子と交換というものでした。

これはこれで楽しかったのですが、本気の卵探しを想像していた私たちにとっては少し拍子抜けする内容でした。ただ、オプションで用意されていたフェイスペイントをした子供たちはとても可愛らしかったです。

3つの卵を集めたあとの景品はこんな感じです。

ジャルダン・ダクリマタシオンのエッグハント

アンドレ・シトロエン公園でのイベントの翌日、今度はパリ16区のジャルダン・ダクリマタシオンのエッグイベントへ参加しました。こちらも事前オンライン予約が必要となっておりイベント1週間ほど前に予約開始となります。

こちらはイベント自体は参加無料なのですが、入園料が一人7ユーロかかります。また、本来ジャルダン・ダクリマタシオンは遊園地なので乗り物乗り放題のチケットを購入する場合は時期や曜日によって27ユーロから46ユーロ(オンライン)、現地購入ではオンライン価格₊3ユーロとなっています。

公式サイトはこちらから

さて、こちらのエッグハントはというと…

お分かりになりますでしょうか、こちらは「探す」ではなく「拾う」イベントといえばよいのでしょうか、もう数えきれないほどの卵がまかれている状態です。

ゲーム内容は3つあり、まずたくさんの卵の中からまず14色の違う色の違う卵を拾い集める、次に係りの人とゲームをしてスペシャル卵をゲットする、そして最後にダイヤモンドと呼ばれる小さな青い石をこの敷地内から見つけるというものでした。

”14色の卵集め”と”ゲームをしてスペシャル卵をゲット”では最後にもらえる景品は変わらず、ダイヤを見つければスペシャルな景品がもらえるというものでしたが、私が見ている間にダイヤを発見するグループはなく、どのようなものがもらえるかは不明です。

内容については、ゲーム開始前に英語とフランス語で説明がありましたが、我が家の子供たちは両言語とも理解できないので遠くから我々が通訳をしましたが、しっかりと内容理解ができてなく不完全燃焼に終わったという印象です。

最後にもらえた景品はこんな感じです。中身はチョコレートのお菓子とバスボムでした。

ジャルダン・ダクリマタシオンについて

ジャルダン・ダクリマタシオンはパリ中心部にあり、小さい子供向けの遊具が多い印象の遊園地です。近年LVMHに買収されリニューアルされました。隣にはフォンダシオン・ルイヴィトン(Fondation Louis Vuitton)と呼ばれるルイヴィトン財団が運営する美術館があります。

この遊園地は住宅街のすぐそばにあるため、ご覧のように乗り物にのると背景がパリの美しい街並みとなります。乗り放題チケットなしの入場券だけでも園内に設置されたいろいろな遊具で遊ぶことができるので、公園を楽しめる年代の子供であればゆっくり1日楽しめる内容です。

園内にはピクニックをする場所もあるため、昼食はお弁当でという光景も多く目にします。もちろんレストランもあるのでそちらで食事もできます。

園内ではクジャクが放し飼いされていて、子供たちに大人気です。ちなみに真っ白なクジャクもいるので是非探してみてくださいね!

まとめ

パリで開催された2か所のイースターのエッグハントイベントに参加し内容をまとめました。どちらも卵探しをしっかり楽しむといった内容ではなかったですが、見つけられなかった子供への配慮を考えるとこの内容が無難なのかもしれませんね。

ただ、この2つ以外にも美術館やホテル、あのギャラリーラファイエットでのエッグハントなど多種多様なイベントが用意されています。

こちらのサイトからイベント一覧を見ることができますので来年の計画のご参考にしてください。

来年はまたぜひ違うイベントに参加して、自分たちのイメージにぴったりのイベントを見つけていきたいです。

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