フランスの学校に転校してから3か月、子供達の現状とフランスの小学校

パリ子育て

フランス語:3か月目の現状

全くのゼロからフランスの現地校に入学し3か月ほどが経過しました。私目線ですがまだ自らフランス語を話しているという印象はありませんが、兄弟の会話の中にほんの少しフランス語の単語「Arrête!(やめて)など」が混ざってきたのかなという感じです。

あとは教科書などを通じて短い簡単な日常よく触れる文章などは作れるようになってはきているといった成長具合です。先生やクラスメイトが発した言葉を状況から内容を理解し、学校終わりに「これはこう意味でしょ」と確認してきたりもしています。

学校では引き続き楽しく過ごしているようで、毎日問題なく通学しています。クラスでビー玉が流行っているのかクラスメイトからもらったり、交換したりとみんなと交流はできているみたいです。

小学校の授業内容①体育

体育の授業に関してはレスリング・フェンシング・ダンス・自転車などいろいろやっているようですが、その一環で最近はテニス大会がありました。近隣7つの小学校が合同で近くのテニス施設を貸し切り、トーナメントを行いました。

自分のクラスの子とは対戦しないように対戦相手を割り当てられ、大き目のやわらかいボールを地面で転がして打ち合い、後ろにそらしたら1ポイントで時間内にどちらがより多く得点したかを競います。

事前にこのような大会実施の案内はなく、親へは学校からのテニスの授業のための子供の移動補助のボランティア願いがありました。私を含めた何名かの保護者がヘルプとして来ていて引率やイベントの補助などのお手伝いをしました。最後には優勝チームへ優勝メダル、参加チームにも参加メダルの授与式があり日本にはないイベントだなと思いました。

小学校の授業内容②音楽

2週間に1度外部講師が来て音楽の授業をやってくれているようです。先日その音楽の授業の発表会があると参加してきましたが、発表会というよりただの授業参観でした。

というのも音楽に合わせてその日初めて渡されたいろいろな打楽器を鳴らしてみんなで踊り歌うといったもので、発表会というにはあまりにクオリティが低いと言いますか、日本のそれを想像してはいけません。

ただ驚いたのは子供たちが意外と歌を歌っていたことです。まだほぼ話せないにもかかわらずそれなりに歌は歌えておりこれは大人との違いだなと感心しました。

フランスの小学校低学年で歌っている歌をいくつかご紹介します:

UPE2A

UPE2Aはフランス政府が公立校でおこなっているフランス語の話せない人たちへのフランス語補修クラスです。パリでは毎日2時間、私たちの住む地域では週に1回なのですが、残念なことに先生が休みがちです。

これまで12回対象日があったのですが、先生が来たのは6回のみ。出勤率50%はいかがなものなのでしょうか。日本語授業があるとうたうインターナショナルスクールでももう半年ほど日本語の先生が休んでいるようで授業が行われていないと聞きました。

これはフランスあるあるで大学でも当日先生が来なかったりということもよくあり、それに対する対応も基本的になく組織内でどういう扱いになっているのか謎です。

まとめ

フランスの学校で3か月が経過時点での言語上達は少し内容を理解し始め、いくつかの言葉が通常会話(両親とも日本人なので自宅では完全日本語です。)の中に出てくるようになったといったところです。そんな中でも歌は意味は全く理解していないものの歌詞の通り歌えている部分があったりとこれが子供の適応力なのかと感心することもありました。

なにはともあれ毎日不満なく学校に行ってくれていることが親にとっては一番ということを再認識し日々の成長をサポートしていきたいと思います。

フランスの学校で歌う歌などはあまり知る機会がないと思いますので是非聞いてみてください。

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