【パリの小学校の授業内容】現地小学校での最初の1週間が過ぎました。

パリ子育て
国語はアルファベットの筆記体からスタート

パリの小学校での最初の1週間

初登校の日の様子は先日記事にしましたが、2日目・3日目と初めての一週間の様子をご紹介したいと思います。事前情報として、初登校前の校長先生との面接の日に2人でじゃれあう姿を見て校長先生から言語上達のためにも二人のクラスは分けましょうとの提案があり、2人は別々のクラスとなりました。

登校2日目、最初の授業では日本の紹介をしてくれたようです。先生が新しく入ってきた転校生の国を他の子たちへ紹介し、より打ち解けやすい雰囲気を作ってくれたようです。妻と一緒に働く現地の方へその話をしたところ「いい先生に巡り会えたね」「なかなかそんなことしてくれないよ」との感想だったらしく、別の学校ではこのような手厚い対応ではないのかもしれません。

アルファベットは筆記体で

そしてまず驚いたのが国語の授業です。何を勉強したのかとノートを開いてみるとアルファベットの筆記体がずらりと並んでいるではありませんか。フランスの小学校では筆記体で書けるよう最初からトレーニングをしていくらしいのです。

うちの子はまだ単語もわからなければ筆記体も見たことない状態だったので、まずはアルファベットの筆記体からの練習だったようです。ほかのクラスメートたちは新しく導入された語彙を何度も筆記体でノートに練習していたようです。

*父から一言:親は筆記体で書いていただいても何も読めません…先生、私先生のメモが読めません…

体育の授業

火曜日は体育の授業があったようです。着替えはしないようで体操服もありません。ただ動きやすい服装で来てくださいとのことでした。そして、授業ではレスリングをやったようです!具体的には一人があおむけに寝転がり、もう一人が上から覆いかぶさったところからスタート、その態勢から逃げ出せるかという内容だったようです。

日本ではあまり耳にしたことのないレスリングの授業、親は驚きでしたが子供たちは普通に楽しかったようで家に帰ってからも2人でベッドの上で練習していました。これをできるのが双子のいいところで、この同レベル2人がいる環境は仲よく遊んでいる間は親の手がかからずありがたいです。

食堂にもデビュー

学校の昼ご飯は学校の食堂でとっています。必須ではなくクラスで何名かは自宅に帰るようですが早く環境に慣れるためうちは学校給食にしました。なかなかの頻度でチーズが出るようで「今日もチーズが出た」というのはフランスのお国柄ですね。息子はおいしかったと毎日完食しているようですが
娘は少しまだ味に慣れていないのか全部食べ切れていないようです。

昼食は学校内の食堂で低学年から順番に入れ替わりで食べていく関係で、昼食の時間が長くなります。全体で2時間となっていて給食のは昼休みは自由に過ごせるようで、子供たちはサッカーなどをして楽しんでいるようです。

本当にスムーズに馴染んてくれたことに安心しました。

学校システム

パリといってもパリ市内とその郊外ではシステムに少しずつ違いがあるようですが、基本的に朝は8時30分から午後4時30分まで、10歳になるまでの子供には学校まで大人の送り迎えが必須となります。

パリ市内では、水曜日は朝のみ通学し郊外地区の学校はお休みのところも多く、その場合週4日の通学となります。さらに10月・12月・2月・4月に2週間程度の休みがあるうえ、夏休みは7月・8月のドンと2か月間あり休みばかりの印象です。

最後に

今はフランス語をできるだけ早く覚えてもらいたいので、この休みの時期も短期語学コース⁉家庭教師⁉と思いを巡らせている今日この頃ですが、親子ともどもいっぱいいっぱにならないよう心掛けていきたいと思っています。

と、思ってはいるもののこれが一番難しいです。自分のことは棚に上げてなかなか覚えられない単語になんで覚えられないんだろうときつくあたってしまうこともあり反省の日々です。”子供のため”が子供にとって負担にならないよう気を付けていきたいですね。

フランスのランドセルについてこちらから。
現地校への初登校の日についてこちらから。
パリ(ヌイイ)の公立小学校登録についてこちらから。

タイトルとURLをコピーしました