日本ではまだ知られていないパリでのボート体験:Marin d’eau Douceのご紹介

パリ観光お役立ち

日本でも湖や川などでスワンボートなどを楽しむことがあると思いますが、パリではセーヌ川などでボート体験ができます。

Marin d’eau Douce【利用時間や料金】

Marin d’eau Douceはパリやその周辺、地方都市であるストラスブールやリールなどでもボートを体験できる会社です。私も先日パリ市郊外のルヴァロワ市にて家族でボート体験をしてきましたのでこちらご紹介します。

写真のような小型ボートでパリ周辺ではブーローニュ地区とルヴァロワ地区ではセーヌ川を、19区ではbassin de la Villette(バッサン・ドゥ・ラ・ヴィエット)と呼ばれる人工池で体験することができます。

ボートは5人乗りから7・9・11人乗りと乗船人数によりサイズが変わり、船の大きさに応じて料金も下記の通りとなります。

ルヴァロワ地区のボート乗り場では体験時間は1時間か2時間を選択でき、時間によって進める場所が変わります。私たちは1時間でÎle de la Jatte一周ぐるっとするコースでした。

ホームページを見るともっといろいろな料金区分があるため場所によってより選択が増えると思いますのでご利用の際には下記講師子ホームページをご確認ください。

料金の支払い時に補償金として500ユーロのデポジットでカード登録をされますが、事故など何もなければ支払いなどは発生しません。

ルヴァロワ・ペレ(Levallois-Perret)にて

支払いを済ませると子供にはライフジャケットが渡され簡単な説明があります。船は電気モーター式でハンドル右にあるレバーを奥に押し込むと前進、手前へ引くと後退します。このオレンジのピックが外れるとモーターが動かないので外れた場合はすぐにつければ問題ありません。(磁石式なのですぐにくっつきます。)

セーヌ川には船上で生活をするペニッシュと呼ばれる人たちがいますが、あまり近づきすぎないように、また貨物を運ぶ船も通ることからできるだけ右寄りを進むよう注意があります。あとは1時間なのでここまで行ったら戻ってきてくださいという注意のみでさあ出発です。

船なんて初めて運転する私はこんな説明のみで大丈夫なのかと心配になりながらも発進。ハンドル操作ははじめはふらふらしましたが慣れさえすれば子供でもハンドルを握れる感じで優雅なボート体験となりました。

日本だったらきっと安全上の理由からきっとこんなモータ付きのボート体験なんて(ゆっくりしか進めませんが)見たこともないですし、いつもとは違う目線で岸を眺めながら子供もハンドルを握れるなんてとてもいい経験になったと思います。

週末になるとたくさんのボートが出ていてみなさんそれぞれに日光浴だったり船上パーティなどを楽しんでいる様子を見ることができます。

大きな船が通ると波が経ちボートが揺れますが子供はそれも楽しかったみたいです。それ以外は揺れもほとんどないので船酔いの心配などはあまりないと思います。

隣にはとってもおしゃれなレストランもあり午前中の散歩からボート体験、レストランでおいしい食事をしてととても充実した一日となりました。

今回食事をしたのはPolpo Brasserieというお店です。

bassin de la Villette(バッサン・ドゥ・ラ・ヴィエット)

19区のバッサン・ドゥ・ラ・ヴィエットはサンマルタン運河の上流に位置する人工池でそこをスタートしラ・ヴィレット公園までの水路をボートで行くことができます。サンマルタン運河沿いも雰囲気がいいのですが、このラ・ヴィエット公園もとってもいい雰囲気でした。

船の上でワインを飲みながら過ごすグループや子連れで楽しむ家族などたくさんの人達がこちらでもボートを利用していました。昼食は運河沿いにシートを広げピクニックが気持ちよかったです。

ここにはジャルダン・デュ・ドラゴン(Jardin du Dragon:上写真)と呼ばれる子供の遊び場や有料遊具スペースも充実しており小さなお子さんもしっかり楽しめる公園です。

この公園は55ヘクタールもあり広大で、庭園から博物館までもちろん大人も楽しめる公園となっています。

まとめ

こちらのボートは有名なバトームーッシュなどが運行するパリのど真ん中を進むことはできません。しかしパリ周辺でセーヌ川、パリでは人工池などでボートを楽しむことができます。

偶然散歩していてあの船はなんだ?と見かけて知ったこのボート体験、まだ日本の人にはほとんど知られていないのではないでしょうか?新しいパリの楽しみ方としてぜひご利用されてみてはいかがでしょうか。

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